健康を損なう健康食品?

健康の維持&増進が目的で始めた健康食品で、かえって健康を損ねたという話は、ちょくちょく聞かれます。

最近起きた健康被害の事例

割合最近大きくニュースとして取り上げられたのは、2006年に血糖値を下げるなど様々な効果があるとされていたキノコの一種「アガリクス」が、その副作用で肝機能障害を引き起こして死亡する人が出たケースでしょう。

また、同じ年にTVの健康バラエティ番組で紹介された
「白いんげん豆を炒って、ご飯に振り掛けると白いんげんの成分であるファセオラミンが、炭水化物の消化吸収を抑えてダイエットできる! (・∀・)v」
という放送の後にも問題が起きました。

白いんげんの炒り時間不足で白いんげんに含まれる、有毒成分レクチンを無毒化出来ずに、嘔吐や下痢症状を訴えた人が続出するという騒ぎが起こったのです。

上に挙げた例の他にも、実際に死亡するケースや大勢の食中毒患者を出さないものの、体質に合わなくて体調を崩してしまったケースや、有害と思われる薬品成分が混入している事か判明したケースなど、〝健康食品にまつわる健康被害〟は後を絶ちません。

健康食品

体質も考慮する必要がある

自分が手にする健康食品が、本当に効果があるかという事を考えると同時に、健康食品を選ぶ場合は安全性にも十分に考えなければならないという事です。

自分に何らかのアレルギーを持っている場合、アレルゲンが含まれていないかどうかを確認するのは当然です。

一応、まともなメーカーであれば最近はアレルギーに関する表示はされていますが、添加量が少なくて表示されていないケースもあります。

極度のアレルギー体質の方は新しい健康食品を試す場合、主治医の先生に相談した方がいいでしょう。

アレルギー

また何らかの持病を持って、定期的に投薬治療を受けている人や、一時的な病気に掛かったり、怪我をして治療中の人、あるいは妊娠中に人は、健康食品に含まれている成分が治療薬の効果を損ねたり、思わぬ副作用が出る場合があります。

こういった場合も、やはり事前に相談してから安全を確認しなければ、病気が悪化する事もありえます。

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