生活習慣の見直しの方が大切

健康食品として売られている多くの商品に含まれる成分は、医薬品の様に確かな効果が証明された成分ではありません。

ですから、効くかもしれないし、効かないかもしれないというような、効き目に個人差が大きく出てくるわけです。

しかも、悪徳業者がただの栄養剤を
「美容と健康に効果が期待できる　（　´∀｀）ｂ」
という違法ギリギリのセールストークで売った〝なんちゃって健康食品〟で、本当に効果が出た（と思った人）が少なからず実在するのも事実です。

まぁ、上記の例は〝プラシーボ効果〟によるモノだとは思いますが、医薬品ではない健康食品は、絶対に効果があるとは言い切れない〝自己責任の商品〟だと覚悟して、嘘に騙されない知識を磨くことが肝心でしょう。

費用に対する効果の問題

また、経口サプリメントでビタミンＡ、Ｂ1やＢ2、そしてビタミンCなどのビタミン類、またはカルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウムといったミネラル分、あるいは食物繊維といった栄養を摂るのがカッコいいと思って、そうしたサプリメントを買っている人もいます。

しかし、上に列記した栄養はすべて〝キャベツ1個〟に含まれているものです。

「キャベツ1個なんて、一人暮らししている俺に食い切れるわけないだろぉ！　ヽ(｀皿´)ﾉ」
と思った人も居るかもしれませんし、一人暮らしでなくても仕事が忙しくてちゃんと自炊出来ない人もいるかもしれません。

しかしキャベツ1個の値段は、主婦がドン引きするほど値上がりしても500円を越える程度で、通常は200～300円程度です。

それに対して同じ量のサプリメントを買い揃えた場合、おそらく軽く3000円くらいは掛かるのではないでしょうか？

もし、自炊生活が不可能だとしても、最近のファミレスやコンビニ弁当や惣菜には、ほとんどの商品にカロリーや原料を明記してあります。

それらを参考にして、バランスの取れた食事をすれば、割高な健康食品なんか買わなくても、十分に健康的な生活が送れるような気がするのですが、如何なものでしょう？