エコナ騒動とは?

健康食品に興味がある人であれば、さすがにこの騒動を知らなかったという人はいないと思いますが、この記事が書かれているのは2010年の11月ですから、1年ちょっと前に起きた『健康エコナクッキングオイル騒動』を忘れている人もいるかもしれません。

エコナ

エコナ騒動の概要

石鹸や食用油など、主に生活用品を幅広く製造・販売していて、その会社名は誰でも知っている「花王」が、
「他の食用油に比べて体脂肪が付きにくい ヽ(´∀`)ノ」
とう効果を謳い、1999年食用油として初のトクホを獲得したのが〝健康エコナクッキングオイル〟です。

ところが、2009年の夏にTVや新聞といったマスメディアが
「花王の食用油エコナに高濃度の発がん性物質が含まれている? ( ̄□ ̄;)!!」
という報道をした為、一部消費者がパニックを起こしました。

製造元であった花王は、事態を重くみて消費者庁へエコナのトクホ認可の失効届けを提出すると共に、エコナの製造・販売を一時中止したわけです。

花王はエコナに含まれている問題の成分を他の食用油レベルまで減少させ、2010年2月には再びエコナの製造・販売を目指していましたが、2010年11月現在、まだエコナは復活していません。

そもそも、健康食品の安全性がやかましく言われ、一部健康ヲタクどもがあんまり五月蝿いもんだから、政府が保健機能食品制度という、健康食品の安全性や有効性の基準を定めたわけです。

なのに、
「この食品は健康食品として効果があるよ (・∀・)b」
と政府が責任を持って認可を与えた〝トクホ〟の商品にこうした騒ぎが持ち上がったのは衝撃的だったと言えます。

誤解も多いエコナ騒動

さて、この〝エコナ騒動〟というのは一般的な認識で、確かに多くの一般人にとってはそんな騒ぎだったのですが、実は
〝正確ではない情報が満載 Σ(゚ロ゚;)〟
なのです。

エコナ

一番の誤認情報は
〝エコナに発がん性物質〟が含まれていた (‘A`)〟
という点で、実はエコナに〝発ガン性物質そのもの〟は含まれていませんでした。
そんな点も踏まえて、〝真・エコナ騒動〟の内容を紹介しましょう。

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