宣伝サイトが怪しい

筆者はWebライターとして、色んなWebサイトのテキストを書いているわけなんですが、そんな中で〝最も嘘臭ぇWebサイト〟といえば、やはりコスメ関連と健康食品関連になります。

宣伝のための記事

コスメや健康食品関連に関連したWebサイトのテキストを書くにあたって、クライアントからまず一番に言われるのは、
「紹介する商品に関して、肯定的な内容にして下さい ( ´∀`)b」
という事です。

まぁ、そのWebサイトの目的は報道でも評論でもなく、あくまで〝宣伝〟なのですから、宣伝したい商品の否定的な記事(つまり悪口)なんて書いていいわけはありません。

そんなクライアントの趣旨に従って、指定された商品の特徴を調べるわけなんですが、メーカーが主張する〝目玉の成分〟を詳しく調べていくと、
〝成分が有効である科学的根拠がない ┐( ̄Д ̄;)┌〟
とか、ひどいモノだと
〝大嘘が平気で書いてある ( ̄□ ̄;)!!〟
ケースが結構あったのです。

たとえば、主成分の特徴を調べた結果、
「コ○ーゲン配合のクリームなんて、肌に塗ってもコラー○ン分子がデカ過ぎて細胞には吸収されないよ~ ┐(‘~`;)┌」
と〝ホントの事〟なんて書けません。

仮に書いてもそういう情報は当然ボツになるでしょうから、なんとか〝肯定的な情報〟を探して、結局メーカーサイトに掲載されいるような〝無難な表現〟になってしまうのです。

こうした体験を踏まえると消費者としてネットで健康食品の情報を調べる場合、調べたい商品を宣伝するWebサイトを2、3見つけてそれらを比較すると、その商品の正体が見えてきます。

健康食品の宣伝

文章を丸々コピーするのは、著作権に引っ掛かりますので、話の順序や表現方法などは若干の違いがあるものの、言っている事は全く同じ内容でしかないような商品は、
〝他に肯定的な表現のしようがない怪しい商品 (-_-;)〟
だと考えた方がいいでしょう。

そんな怪しい商品の場合、主成分がなぜ健康に良いのかという説明がスッポリ抜け落ちているのも特徴で、主成分をキーワードにして検索をすれば、その成分がいかに〝怪しい〟かを解説したWebサイトがゴロゴロヒットするはずです。

健康食品を薦めるWebサイトは、その商品を買ってもらう為に肯定的な記事しか載せていないという事を踏まえてすぐには信じず、そこに書かれた情報の裏を取ってみましょう。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP